第六関門です。
またまた防腐剤です。前ページとこの表の成分以外禁止でかつ制限があります。
⑦化粧品の種類により配合の制限のある成分
含有なしまたは制限以下なら, はいを、
クリアーできなかったら、 いいえをクリックして下さい。ややこしくなってきました。 |
別表3-2/2 ポジティブリスト |
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成 分 |
100g中の最大配合量 |
粘膜に
使用される
ことがない
化粧品のうち
洗い流すもの
for wash |
粘膜に
使用される
ことがない
化粧品のうち
洗い流さ
ないもの
not for wash |
粘膜に
使用される
ことがある
化粧品
for
Membrane |
⑰ |
亜鉛・アンモニア・銀複合置換型ゼオライト(注4) |
1.0g |
1.0g |
配合不可 |
日 |
亜鉛
金属亜鉛のことと理解する。これは化粧品としては利用されないだろう。金属亜鉛は人体に有害である。蒸気を吸入すると呼吸器障害を始め全身や手足が痙攣する。
亜鉛華は、軽い細かく白い粉末で水に溶けないので顔料となる。これは酸化亜鉛のことである。その他医薬品では亜鉛化軟膏・亜鉛化澱粉等がある。これは比較的安全である。上記の金属亜鉛には該当しないと理解した。
アンモニア
アンモニアは悪臭がして水によく溶ける。一部の虫刺され用の外用薬の溶液として用いられることもある。分子式 NH3 で表される無機化合物。常温常圧では無色の気体で、特有の強い刺激臭を持つが、化粧品の悪臭のアンモニアを配合する人がいるのか?なぜわざわざここで記載されるかは疑問である。
銀複合置型ゼオライト
銀/亜鉛/アンモニウムのゼオライトのことである。
ゼオライト(白い結晶中に微細孔のあるアルミノ珪酸塩であり、日本名は沸石である。)に硝酸亜鉛、硝酸アンモニウム及び硝酸銀を反応させて得られる複合ケイ酸塩である。吸着剤、消臭剤、防腐剤としてパウダーファンデーションやアイシャドーに使用される。アイラインは粘膜部分でダメとなる。
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英 |
Zinc Zn (ZnO CAS:[1314-13-2])
Ammonia NH3 CAS:[7664-41-7]
AMMONIUM SILVER ZINC ALUMINUM SILICATE or SILVER COPPER ZEOLITE |
Until1g/100g |
Until1g/100g |
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中 |
鋅
鋅是一種化學元素 氧化鋅是化妆品 在紫外線或硫化氫下,氧化鋅仍可保持白色。氧化鋅能吸收紫外線,故常用於防曬用品中。鋅白可為顏料,但光澤較立德粉遜。中國白是一種特殊的鋅白。
氨
即阿摩尼亚一种无色气体,有强烈的刺激气味。极易溶于水,常温常压下,1体积水可溶解700体积氨。
銀複合置型沸石
表示可以在分子水準上篩分物質的多孔材料。雖然沸石只是分子篩的一種,但是沸石在其中最具代表性,因此「沸石」和「分子篩」這兩個詞經常被混用。 人造沸石是:磺酸化聚苯乙烯
天然沸石:鋁矽酸鈉
銀和氨和鋅的沸石 銀和銅的沸石
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⑱ |
安息香酸パントテニルエチルエーテル |
無制限 |
0.30g |
0.30g |
日 |
安息香酸とパンテニルエチルとのエステルである。皮膚コンディショニング剤、
ヘアコンディショニング剤、防腐剤である。 |
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英 |
INCI:PANTHENYL ETHYL ETHER BENZOATE |
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中 |
中 製作中 |
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⑲ |
イソプロピルメチルフェノール |
無制限 |
0.10g |
0.10g |
日 |
パラヒドロキシ安息香酸のイソプロピルエステルである。イソプロピルパラベンという防腐剤
全ての化粧品に対して、メチルパラベン、エチルパラベン、プロピルパラベン、イソプロピルパラベン、ブチルパラベン、イソブチルパラベン、ベンジルパラベン、メチルパラベンNaなどのパラオキシ安息香酸エステル及びそのナトリウム塩のの合計量は100g中に1.0gまで。 |
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英 |
ISOPROPYLPARABEN CAS:[4191-73-5] |
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中 |
***製作中 |
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⑳ |
塩化セチルピリジニウム |
5.0g |
1.0g |
0.010g |
日 |
体系名は1‐セチルピリジニウム・クロリド 1‐ヘキサデシルピリジニウム・クロリド セチルピリジニウム・クロリド と3種あり慣用名はセプリム セエプリンクロリド ビオセプト アンモニックスCPC
Pyrisept Ceprim Ceepryn chloride Biosept Ammonyx CPC ピリセプト セチルピリジニウムクロリド Cetylpyridinium chloride 塩化セチルピリジニウム Cetylpyridinium・chloride ヘキサデシルピリジニウムクロリド 界面活性剤 忌避剤 口腔用薬 殺菌薬 陽イオン界面活性剤
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英 |
Pyrisept、Ceprim、Ceepryn chloride、Biosept、Ammonyx CPC、
Cetylpyridinium chloride、
Usally name:Hexadecylpyridinium chloride、1‐Cetylpyridinium・chloride、1‐Hexadecylpyridinium・chloride
CAS:[123-03-5] C21H38N Cl |
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中 |
****製作中 |
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21 |
塩化ベンザルコニウム |
無制限 |
0.050g |
0.050g |
日 |
陽イオン界面活性剤(逆性石鹸)の一つ。別名、塩化アルキルベンジルジメチルアンモニウム。第四級アンモニウム塩。細菌の感染を防ぎ、殺菌・消毒を行なう。グラム陽性菌、グラム陰性菌、多くの真菌に有効。防腐剤として点眼薬にも含まれる。構造不確定等
慣用名はたくさんある。塩化アルキルジメチルベンジルアンモニウム、 ゼフィランクロリド
アルキルジメチルベンジルアンモニウムクロリド、 ベンザルコニウムクロリド、オスバン、 ウエルパス、ウェルパス、 ロッカール、ベルコムローション
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英 |
Benzalkonium Chloride CAS:[8001-54-5]
Usualy Name:Benzalkonium chloride、 Alkyldimethylbenzylammonium chloride
Zephiran chloride Benzyldimethylalkylammonium chlo、 Welpas、Roccal、 Osvan |
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中 |
****製作中 |
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22 |
塩化ベンゼトニウム |
0.50g |
0.20g |
配合不可 |
日 |
ベンゼトニウムクロリドのことである。4級アンモニウム塩である。メチルベンゼトニウムクロリドはこのベンゼンとは関係ないが帯電防止剤消臭剤でありまったくちがう。 |
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英 |
BENZETHONIUM CHLORIDE CAS:[121-54-0] C27H42ClNO2 |
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中 |
**** |
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23 |
塩酸クロルヘキシジン |
0.10g |
0.10g |
0.0010g |
日 |
クロルヘキシジン塩酸塩であり、クロルヘキシジン(の塩酸塩である。クロルヘキシジンC22H30Cl2N10も同じように摘要される。後述あり。外皮作用薬、防腐剤、口腔ケア剤、殺菌剤 グルコン酸クロルヘキシジンも同様に摘要されグルコン酸(*)とクロルヘキシジン(*)の塩である。 CHLORHEXIDINE
DIGLUCONATE |
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英 |
INCI: DIHYDROCHLORIDECHLORHEXIDINE CAS:[3697-42-5] 2ClH C22H30Cl2N10
CHLORHEXIDINE and CHLORHEXIDINE DIGLUCONATE too |
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中 |
****製作中 |
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24 |
オルトフェニルフェノール |
無制限 |
0.30g |
0.30g |
日 |
2‐ヒドロキシビフェニルのことをさす。針状晶,白色結晶
毒性は、腹腔内や他の経路により毒性を示す。経口摂取や他の経路で中程度の毒性を示す。動物実験で発がん性,催腫瘍性を示す。眼を強く、皮フを中程度に刺激する。
合成中間体 殺菌剤,防汚剤 医薬,医薬中間体 安定剤,酸化・老化防止剤 くん蒸剤 抗真菌薬 農業殺菌剤
体系名2‐ビフェニルオール、2‐ヒドロキシ‐1,1′‐ビフェニル、2‐ヒドロキシ[1,1′‐ビフェニル]、1,1′‐ビフェニル‐2‐オール、ビフェニル‐2‐オール、2‐フェニルフェノール、[1,1′‐ビフェニル]‐2‐オール、2‐ヒドロキシビフェニル、o‐フェニルフェノール
、o‐ヒドロキシビフェニルと様々 また慣用名もたくさんある。ダウイシド1、オルトキセノール、2‐ビフェニロール、2‐ヒドロキシジフェニル、o‐ヒドロキシジフェニル、オルトフェニルフェノール、o‐ヒドロキシビフェニル |
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英 |
CAS:[90-43-7] C12H10O
ALL of them is same thing(usually name)Dowicide 1、Orthoxenol 2‐Biphenylol、
o‐Phenylphenol、2‐Hydroxybiphenyl、2‐Hydroxydiphenyl、[1,1′‐Biphenyl]‐2‐ol、
2‐Phenylphenol、o‐Hydroxybiphenyl、OPP、2‐Hydroxy‐1,1′‐biphenyl、2‐Hydroxy[1,1′‐biphenyl]、1,1′‐Biphenyl‐2‐ol、Biphenyl‐2‐ol |
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中 |
***製作中 |
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25 |
オルトフェニルフェノールナトリウム |
0.15g |
0.15g |
配合不可 |
日 |
フェニルフェノールNaのことである。防腐剤、殺菌剤 フェニルフェノール(*)のナトリウム塩である。
オルトフェニルフェノール(防腐剤、殺菌剤、香料)はO-PHENYLPHENOLも摘要される。 |
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英 |
INCI;SODIUM O-PHENYLPHENATE CAS:[132-27-4]
O-PHENYLPHENOL CAS:[90-43-7] C12H10O |
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中 |
***製作中 |
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26 |
銀-銅ゼオライト(注5) |
0.5g |
0.5g |
配合不可 |
日 |
もう1つは銀/銅のゼオライトがあり、ゼオライトと硝酸銀及び硝酸銅の反応生成物がある。吸着剤、消臭剤であるが日本では人気がない。 |
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英 |
Silver/cupper Zeolite |
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中 |
***製作中 |
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27 |
グルコン酸クロルヘキシジン |
無制限または
0.225g |
0.050gまたは
0.225g |
0.050g |
日 |
防腐剤、口腔ケア剤 グルコン酸とクロルヘキシジンの塩であります。制限に2通りあるのは薬食審査発第0524001号とこの基準が相違するからであります。 |
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英 |
INCI;CHLORHEXIDINE DIGLUCONATECAS 登録18472-51-0 |
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中 |
****製作中 |
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28 |
クレゾール |
0.010g |
0.010g |
配合不可 |
日 |
防腐剤。オルトクレゾール、メタクレゾール及びパラクレゾールの混合物である。特徴的な薬品臭を持つ。
o-クレゾール(オルトクレゾール、2-メチルフェノール)
融点 30 ℃、沸点 191–192 ℃、CAS登録[95-48-7]。
m-クレゾール(メタクレゾール、3-メチルフェノール)
融点 11–12 ℃、沸点 202 ℃、CAS登録[108-39-4]。
p-クレゾール(パラクレゾール、4-メチルフェノール)
融点 35.5 ℃、沸点 201.8 ℃、CAS登録[106-44-5]。
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英 |
MIXED CRESOLS INCI:1319-77-3 |
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29 |
クロラミンT |
0.30g |
0.30g |
配合不可 |
日 |
防腐剤、殺菌剤 芳香族スルホン酸アミドである。体系名は、N‐ソジオ‐N‐クロロ‐p‐トルエンスルホンアミド、 N‐クロロ‐N‐ソジオ‐p‐トルエンスルホンアミド、 N‐クロロ‐N‐ソジオ‐4‐メチルベンゼンスルホンアミド、 4‐メチル‐N‐ソジオ‐N‐クロロベンゼンスルホンアミド、 N‐ソジオ‐N‐クロロ‐4‐メチルベンゼンスルホンアミド、 4‐メチル‐N‐クロロ‐N‐ソジオベンゼンスルホンアミド、 トシルソジオクロロアミンである。 慣用名は、クロリナ、 トラミン、 ハラミド、 ミアニン、 ガンシル、 アクチベン
クロラゾン、 トクロリン、 クロラミンT、 ユークロリナ、 ギネクロリナ、 クロラセプチン
クロラミン‐T、MI 9 殺菌薬のほか 診断用薬 分析試薬 放射性医薬品でもある。 |
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英 |
CHLORAMINE T CAS登録127-65-1 C7H7ICINNAO2S |
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30 |
クロルキシレノール |
0.30g |
0.20g |
0.20g |
日 |
消臭剤、防腐剤、殺菌剤 ハロゲン化フェノール誘導体である。 |
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英 |
INCI:CHLOROXYLENOL CAS::[88-04-0] [1321-23-9] C8H9ICIO |
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中 |
**** |
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31 |
クロルフェネシン |
0.30g |
0.30g |
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日 |
韓国の化粧品は、当たり前と言うほど、これがよく入っていますので容量に注意しましょう。
防腐剤、口腔ケア剤、殺菌剤 芳香族化合物である。 |
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英 |
INCI;CHLORHEXIDINE |
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****製作中 |
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32 |
クロルヘキシジン |
0.10g |
0.050g |
0.050g |
日 |
防腐剤、口腔ケア剤、殺菌剤 芳香族化合物である。 仲間でクロルヘキシジン2HClCHLORHEXIDINE DIHYDROCHLORIDE CAS登録3697-42-5もある。 オロナインH軟膏は医薬部外品だが1g中10mL使用と説明書にあった。 |
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英 |
INCI;CHLORHEXIDINE CAS:[ 55-56-1 ] C22H32CI2O |
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中 |
****製作中 |
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33 |
1,3-ジメチロール-5、5-ジメチルヒダントイン |
0.30g |
配合不可 |
配合不可 |
日 |
日本ではDMDMヒダントインのことである。
厚生省はホルマリンは、一切不可と言っています。でも検査をしますとこの成分はホルマリンとして検出します。すると検査不合格になります。ですからここでOKというのはおかしい限りです。
弊社ではこの成分はお断りします。
ホルマリンドナー型の防腐剤である。H13年4月以降、配合した場合は、「ホルムアルデヒトに過敏な方及び乳児のご使用はおさけ下さいと記載する必要がある。」と記載を条件に認められたが外国にはこの記載はないのが普通である。日本でこんな注意書きをしたら購買意欲減退であるからあえて使用されないだろう。防腐剤 紫外線防止剤 |
弊社不可 |
弊社不可 |
弊社不可 |
英 |
INCI:Dmdm Hydantoin CAS[ 6440-58-0 ] |
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中 |
****製作中 |
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34 |
臭化アルキルイソキノリニウム |
無制限 |
0.050g |
0.050g |
日 |
4級アンモニウム塩であるラウリルイソキノリニウムブロミドのことである。これは混合物である。
体系名は2‐ドデシルイソキノリン‐2‐イウム・ブロミド又は2‐ドデシルイソキノリニウム・ブロミド という。
慣用名はイソタンQ‐15、Isothan Q‐75、Isothan Q‐15、イソタンQ‐75、2‐Dodecylisoquinolinium・bromide
といくつかある。
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英 |
2‐Dodecylisoquinolinium・bromide INCI;LAURYL ISOQUINOLINIUM BROMIDE
CAS:[ 93-23-2 ] BrC21H32H |
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中 |
****製作中 |
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35 |
チアントール |
0.80g |
0.80g |
配合不可 |
日 |
合成原料でジメチルチアントレンとジトルエンジスルフィドからなる。防腐剤、皮膚コンディショニング剤 通常の化粧品には、めったに配合されていません。 |
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英 |
INCI;THIANTHOL CAS:[ 135-58-0 ] |
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中 |
****製作中 |
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36 |
チモール |
0.050g |
0.050g |
無制限注2 |
日 |
分子式 C10H14O で表されるモノテルペン誘導体。エタノール、エーテル、クロロホルム、酢酸、ベンゼンに易溶、グリセリン、水にやや溶ける。タチジャコウソウ(タイム)様の特有の香気を有する。チモールを得る方法としては、タチジャコウソウなどの植物からのアルカリ抽出のほか、塩化アルミニウムの存在下での
m-クレゾールと塩化イソプロピルの反応が知られている。チモールは防腐剤、殺菌剤として歯磨き粉、軟膏、石鹸などに用いられるほか、駆虫剤や呈色試薬としても用いられている。また、DL-メントールの合成原料ともなる。鎮痛外用剤のサロメチールやアンメルツ、洗口液のリステリンにはチモールが配合されている。通常の化粧品には、めったに配合されていません。
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英 |
THYMOL CAS:[ 89-83-8 ] C10H14O |
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中 |
丝柏油 |
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37 |
トリクロロカルバニリド |
無制限 |
0.30g |
0.30g |
日 |
慣用名は2,3',4- トリクロロカルバニリド
体系名は、N-3,4-ジクロロフェニル)-N’ -(2-クロロフェニル)尿素 殺菌剤であり、あまり使用されていない。医薬部外品の洗浄化粧品でたまに見かける程度です。 |
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英 |
C13H9Cl3N2O CAS:[ 13208-22-5 ]
N-3,4-Dichlorophenyl)-N’ -(2-chlorophenyl)urea |
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中 |
****製作中 |
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38 |
パラクロルフェノール |
0.25g |
0.25g |
配合不可 |
日 |
4-クロロフェノールである。防腐剤、抗菌剤、殺菌剤
ハロゲン化フェノールである。フェノールC6H6O芳香族化合物であり、ハロゲン化は、塩素Clが結合することをいう。フェノール自体は変性剤、消臭剤、防腐剤、抗菌剤、殺菌剤、香料、口腔衛生剤である
体系名は2つあり、p‐クロロフェノール 4‐クロロフェノールである。
慣用名は4つある。パラクロロフェノール 4‐Chlorophenol p‐Chlorophenol Parachlorophenol である。 |
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英 |
INCI;P-CHLOROPHENOL CAS:[ 106-48-9 ] C6H5ClO |
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中 |
****製作中 |
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39 |
ハロカルバン |
無制限 |
0.30g |
0.30g |
日 |
ハロゲン化カルバニリドである。殺菌剤、消臭剤 クロフルカルバンともいう。
体系名は、N‐(3‐トリフルオロメチル‐4‐クロロフェニル)‐N′‐(4‐クロロフェニル)尿素 又は、
1‐(4‐クロロフェニル)‐3‐[4‐クロロ‐3‐(トリフルオロメチル)フェニル]尿素 である。
慣用名は沢山ありクロフルカルバン、 イルガサンCF3、 イルゴサンCF3、
3‐トリフルオロメチル‐4,4′‐ジクロロ‐N,N′‐ジフェニル尿素 等である。
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英 |
INCI:CLOFLUCARBAN
product name:Cloflucarban、 Irgasan CF3、 Irgosan CF3、
N‐(3‐Trifluoromethyl‐4‐chlorophenyl)‐N′‐(4‐chlorophenyl)urea
1‐(4‐Chlorophenyl)‐3‐[4‐chloro‐3‐(trifluoromethyl)phenyl]urea
CAS:[ 369-77-7 ] C14H9Cl2F3N2O |
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中 |
****製作中 |
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40 |
ヒノキチオール |
無制限 |
0.10g |
0.050g |
日 |
樹木から採取される精油成分に「ヒノキチオール」があるが、本邦産のヒノキには「ヒノキチオール」は含有されずタイワンヒノキから分離されたのが最初であったためである。日本ではヒバから採っている。
そうならヒバ油か?ヘアコンディショニング剤、香料で殺菌性はどうか資料なし。
香りのためかクリームや化粧水として日本でも使用されている。
殺菌性からだとヒノキチオール塩(Na)(SODIUM HINOKITIOL)のことを
さすのだろう。casは17387-01-8でC10H11NaO2
体系名は沢山あり、2‐ヒドロキシ‐4‐イソプロピル‐2,4,6‐シクロヘプタトリエン‐1‐オン
2‐ヒドロキシ‐4‐(1‐メチルエチル)‐2,4,6‐シクロヘプタトリエン‐1‐オン
4‐イソプロピル‐2‐ヒドロキシ‐2,4,6‐シクロヘプタトリエン‐1‐オン
4‐イソプロピルトロポロン、2‐ヒドロキシ‐4‐イソプロピルシクロヘプタン‐2,4,6‐トリエン‐1‐オン
慣用名もたくさんあり、ヒノキチオール、β‐ツジャプリシン、Hinokitiol、β‐Thujaplicin、
4‐Isopropyltropolone、β‐Thujaplicine、Hinokitol、ヒノキトール、β‐ツヤプリシン
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英 |
4‐Isopropyl‐2‐hydroxy‐2,4,6‐cycloheptatrien‐1‐one
2‐Hydroxy‐4‐isopropylcycloheptane‐2,4,6‐triene‐1‐one みな同じ
CAS;[ 499-44-5 ] C10H12O2 |
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中 |
****製作中 |
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41 |
ピリチオン亜鉛 |
0.10g |
0.010g |
0.010g |
日 |
ジンクピリチオンのことである。芳香族亜鉛化合物である。防腐剤、ヘアコンディショニング剤、抗フケ剤、殺菌剤 メリットシャンプーが有名です。ジンクピリチオン配合となっていました。 |
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英 |
INCI:ZINC PYRITHIONE CAS:[ 13463-41-7 ] C10H8N2O.2S2Zn |
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中 |
****製作中 |
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42 |
ブチルカルバミン酸ヨウ化プロピニル注6 |
0.02g |
0.02g |
0.02g |
日 |
ヨードの防腐剤である。体系名は4つ
3‐ヨード‐2‐プロピニル=N‐ブチルカルバマート N‐ブチルカルバミド酸3‐ヨード‐2‐プロピニル
ブチルカルバミン酸3‐ヨード‐2‐プロピニル ブチルカルバミド酸3‐ヨード‐2‐プロピニル
慣用名は4つあり、IPBC
3‐Iodo‐2‐propynyl=N‐butylcarbamate
N‐Butylcarbamic acid 3‐iodo‐2‐propynyl ester
Butylcarbamic acid 3‐iodo‐2‐propynyl esterであります。 |
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英 |
Usualy Names IPBC
3‐Iodo‐2‐propynyl=N‐butylcarbamate
N‐Butylcarbamic acid 3‐iodo‐2‐propynyl ester
Butylcarbamic acid 3‐iodo‐2‐propynyl ester
INCI:IODOPROPYNYL BUTYLCARBAMATE
CAS:[ 55406-53-6 ] C8H12INO2 |
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中 |
****製作中 |
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43 |
ポリアミノプロピルビグアナイド |
0.1g |
0.1g |
0.1g |
日 |
アナイドのことをアニドC2H7N5ともいう。アミノプロピルビグアニドの重合体であります。CASは不明 |
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英 |
INCI;POLYAMINOPROPYL BIGUANIDE |
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中 |
****製作中 |
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44 |
メチルイソチアリゾン |
0.01g |
0.010g |
配合不可 |
日 |
防腐剤 複素環式化合物であります。ヨーロッパの化粧品はこれが多いので注意して下さい。 |
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英 |
INCI;METHYLISOTHIAZOLINONE CAS;[ 2682-20-4 ] C4H5NOS |
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中 |
****製作中 |
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45 |
メチルクロロイソチアゾリン・メチルイソチアゾリノン液注3 |
0.10g |
配合不可 |
配合不可 |
日 |
防腐剤である。複素環式化合物である。メチルイソチアゾリンは洗浄系の化粧品としてシャンプーやリンスにて多数使用されています。。ヨーロッパの化粧品はこれが多いので注意して下さい。
シャンプーはOkですが、化粧水は不可です。 |
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英 |
INCI:METHYLCHLOROISOTHIAZOLINONE CAS:[26172-55-4] C4H4CLOS
INCI;METHYLISOTHIAZOLINONE CAS:[ 2682-20-4 ] C4H12NOS |
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中 |
****製作中 |
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46 |
N,N”-メチレンビス[N’-(3-ヒドロキシメチル-2,5-ジオキソ-4-イミダゾリジニル)ウレア] |
0.30g |
配合不可 |
配合不可 |
日 |
イミダゾリジニルウレアのことで、ホルマリンドナー型の複素環置換尿素の防腐剤である。
アメリカの小規模の化粧品会社は、ほとんどこの製品を使用しますので注意が必要です。
体系名は、N,N′‐ビス(ヒドロキシメチル)‐N‐[1,3‐ビス(ヒドロキシメチル)‐2,5‐ジオキソ‐4‐イミダゾリジニル]尿素
N‐[1,3‐ビス(ヒドロキシメチル)‐2,5‐ジオキソ‐4‐イミダゾリジニル]‐N,N′‐ビス(ヒドロキシメチル)尿素
1,3‐ビス(ヒドロキシメチル)‐1‐[1,3‐ビス(ヒドロキシメチル)‐2,5‐ジオキソイミダゾリジン‐4‐イル]尿素
N‐[1,3‐ビス(ヒドロキシメチル)‐2,5‐ジオキソイミダゾリジン‐4‐イル]‐N,N′‐ビス(ヒドロキシメチル)尿素
商品名は、ジアゾリジニル尿素,,ジェルマール11,、単にウレア(通常のウレアとは違う)ともいう。
H13年4月以降、配合した場合は、「ホルムアルデヒトに過敏な方及び乳児のご使用はおさけ下さいと記載する必要がある。」と記載を条件に認められたが外国にはこの記載はないのが普通である。日本でこんな注意書きをしたら購買意欲減退であるからあえて使用されないだろう。防腐剤
配合時には、ホルマリンが検出されないが、やがて検出されるようになります。
外国の化粧品には、GERMABENⅡを使った製品をよく見かけます。
なぜならジアゾリジニル ウレア、PG、パラベン、尿素が最初からセットになっているから、製造が楽になります。外国では、主に家庭用のものです。工場も不安定な製品ながらも効果が有るので
使用しています。 |
GERMABENⅡ
参考として |
英 |
Germall 11,Germall‐II ,、Diazolidinyl urea
INCI;IMIDAZOLIDINYL UREA CAS:[ 78491-02-8] C8H14N4O7 |
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中 |
****製作中 |
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47
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ヨウ化パラジメチルアミノスチリルヘプチルメチルチアゾリウム |
0.0015g |
0.0015g |
配合不可 |
日 |
複素環式化合物である。着色剤、防腐剤 ビタミンB1に類似したチアゾロスチル系化合物。輝赤色の結晶・結晶粉末で特異臭で、水には溶けずエチルアルコールにわずかに溶けます。刺激の無い殺菌剤として、また酸化防止剤として使用されています。
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英 |
INCI;DIMETHYLAMINOSTYRYL HEPTYL METHYL THIAZOLIUM IODIDE |
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中 |
****製作中 碘化・・・ |
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注3 5-クロロ-2-メチル-4-イソチアゾリン-3-オン1.0~1.3%及び2-メチル-4-イソチアゾリン-3-オン0.30~0.42%を含む水溶液をいう |
注4 強熱した場合銀として0.2%~4%及び亜鉛として5.0%~15.0%を含有するものをいう |
注5 強熱した場合銀として2.7%~3.7%及び銅として4.9%~6.3%を含有するものをいう |
注6エラゾール剤に入れてはならない。 |
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粘膜に使用されることがない化粧品のうち洗い流すもの 洗浄剤シャンプーや石けん |
注2口腔のみ |
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粘膜使用とはアイライナー化粧品、口唇化粧品及び口腔化粧品のこと |
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2 化粧品の種類により配合の制限がある成分(注1)
成 分 名 |
100g 中の最大配合量(g) |
粘膜に使用され
ることがない化
粧品のうち洗い
流すもの |
粘膜に使用され
ることがない化
粧品のうち洗い
流さないもの |
粘膜に使
用される
ことがあ
る化粧品 |
亜鉛・アンモニア・銀複合置換型ゼオライト(注4)
安息香酸パントテニルエチルエーテル イソプロピルメチルフェノール
塩化セチルピリジニウム
塩化ベンザルコニウム
塩化ベンゼトニウム
塩酸クロルヘキシジン
オルトフェニルフェノール
オルトフェニルフェノールナトリウム
銀-銅ゼオライト(注5)
グルコン酸クロルヘキシジン
クレゾール
クロラミンT
クロルキシレノール
クロルフェネシン
クロルヘキシジン
1,3-ジメチロール-5,5-ジメチルヒダントイン
臭化アルキルイソキノリニウム
チアントール
チモール
トリクロロカルバニリド
パラクロルフェノール
ハロカルバン
ヒノキチオール
ピリチオン亜鉛
ピロクトンオラミン
ブチルカルバミン酸ヨウ化プロピニル(注6)
ポリアミノプロピルビグアナイド
メチルイソチアゾリノン メチルクロロイソチアゾリノン・メチル
イソチアゾリノン液(注3) N,N’’-メチレンビス[N’-(3-ヒドロ
キシメチル-2,5-ジオキソ-4-イミ
ダゾリジニル)ウレア]
ヨウ化パラジメチルアミノスチリルヘプチルメチルチアゾリウム
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1.0
○
○
5.0
○
0.50
0.10
○
0.15
0.5
0.10
0.010
0.30
0.30
0.30
0.10
0.30
○
0.80
0.050
○
0.25
○
○
0.10
0.05
0.02
0.1
0.01
0.10
0.30
0.0015 |
1.0
0.30
0.10
1.0
0.05
0.20
0.10
0.30
0.15
0.5
0.10
0.010
0.10
0.20
0.30
0.050
空白
0.050
0.80
0.050
0.30
0.25
0.30
0.10
0.010
0.05
0.02
0.1
0.01
空白
空白
0.0015 |
0.30
0.10
0.010
0.050
空白
0.0010
0.30
空白
空白
0.0010
空白
空白
0.20
空白
0.050
空白
0.050
空白
○(注2)
0.30
空白
0.30
0.050
0.010
空白
0.02
0.1
空白
空白
空白
空白
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(注1)空欄は、配合してはならないことを示し、○印は、配合の上限がないことを示す。
(注2)粘膜に使用される化粧品であって、口腔に使用されるものに限り、配合することができる。
(注3)5-クロロ-2-メチル-4-イソチアゾリン-3-オン1.0~1.3%及び2-メチル-4-イソチアゾリン-3-オン0.30~0.42%を含む水溶液をいう。
(注4)強熱した場合において、銀として0.2%~4.0%及び亜鉛として5.0%~15.0%を含有するものをいう。
(注5)強熱した場合において、銀として2.7%~3.7%及び銅として4.9%~6.3%を含有するものをいう。
(注6)エアゾール剤へ配合してはならない。 |
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2009/3/8クロルフェネシンの名前の誤記あり訂正
2009/11/26メチルイソチアリゾンの誤表示訂正
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