化粧品講座(基礎) 次へ
どうやって化粧品をつくるの?それは、処方と言います
化粧品は用途によって構成が決まっています。大まかな構成内容を処方と言います。
化粧品種別による大まかな目的別構成です。
主要構成基材
約90%以上 基本的な処方例<=クリック
調 整 剤 約1%〜3%
防腐剤、香料や色素 約1%
特徴つける材料(例、椿・Q10・ヒアルロン酸など) 約1%〜3%
製造工程
工場では最初の原料から製造しません。
あらかた半完成のもの(プレミックス)を寄せ集めて順番に混合します。
例)
石ケン 水と苛性ソーダを混ぜておいてそこに油を入れるとドロドロの泡みたいになります。
     これじゃ売り物にならないのでそこに大量の塩を投入します。
     水分が分離して、水分を廃棄します。残ったものは、餅みたいな石ケンの生地ができます。
     ここに色素や特徴ある成分を加えます。
     最初に有効成分を入れると苛性ソーダで変質してしまうので後からになるのです。
     これを型に入れて乾燥すると石ケンができます。このあとpHチェックや堅さ等
     検品して包装します。
     初期工程はしないで、半練のような原料を使う場合もあります。
原料を成分とは、言わない。
 
化粧品工場では、原料は、1から作りません。基本の原料を作る工場があります。 味の素は、有名です。
 また、原料工場がプレミックス製品を作っておく場合が多いのも事実です。 原料は、いくつかの成分から成り立ち、すでに混ざっています。
 それは成分とは言いません。そのプレミックスを商品化して名前が付けられていますが、業界人しか分からないです。
 工場は、問屋に販売します。 一般的な小規模工場は、問屋さんから買うことになります。 
  またさらに細かく成分を見ていくと、混ざったものを規格化して成分とするときもあります。
 PEG/PPG-3/17コポリマーなど
 90〜98%完成された原料に、色や特徴のでる成分を入れて調整して混ぜて完成させます。、
 コスパの問題もあるので・・・
成分には目的がある
基材であるベースが必ず先にあります。以下は下記の通りです。
同じ製品でも出荷の許可によって同じ成分が含有しても医薬部外品なら効能が謳えますが
化粧品なら、言えないか防ぐとしか記載できません。
クリス成分表
正規の名前にたどり着くための資料で
最終的には化粧品工業会のリストを
参照してください。

化粧品基準成分 インド言語の成分
医薬品非医薬品リスト成分が収納されています。

医薬品・非医薬品リストがあります
食品・化粧品のどちらも含まれると解釈し、
背景や手順は、通達分をご覧ください。
あいまいなところが難しいのであります。
リストからの転記は作業中 下記クリックでPDF
最新20250630 毎年更新されます。
専ら医薬品 
標榜しなければ非医薬品
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医薬品 非医薬品 分類リスト  過去の物通達
3.構成物
アニオン界面活性剤(anionic surfactant)
親油基が陰イオンの界面活性剤。別名:陰イオン界面活性剤、陰イオン表面活性剤。水に溶けたときに、
親水基の部分が陰イオンに電離する界面活性剤です。水溶液としたとき、洗浄、乳化、可溶化、分散などの活性を示します。
洗浄に多く用いられ、石けんもこの一例ですが、洗浄後は皮膚の酸分によって壊れるので安全です。
アニオン合成界面活性剤は酸分が存在しても洗浄性が壊れにくいようになっています
その他乳化剤・湿潤剤・染色助剤・浸透剤・精練剤・分散剤・起泡剤等として食品工業、繊維にも活用されます。
石鹸(脂肪酸ナトリウム) RCOO-Na+  N-アシル-N-メチルグリシン塩(N-acyl-N-methylglycin)、
アルキルスルホン酸ナトリウム(sodium alklsulfonate)、アルキル硫酸ナトリウム(sodium alkylsulfate)、
ポリオキシエチレンアルキルエーテルカルボン酸塩(polyoxyethylene alkyl ether carboxylate)、ラウリル硫酸ナトリウム(sodiumlaurylsulfate)、等
アミノ酸系界面活性剤
ミリストイルグルタミン酸やラウロイルメチルアラニンなど、アミノ酸から作る合成界面活性剤のことですが、
やっぱりアニオン界面活性剤のことです。
製造過程では苛性ソーダ水の時、絹糸を加え溶かす方式が多いようです
アルカリ剤
脂肪酸と中和反応させて石けんを作ったり、脂肪酸と併用して乳液やクリームの乳化剤にします。
化粧品のph調整剤でもある。無機物としては水酸化Na(苛性ソーダ)、有機物としてはTEA(トリエタノールアミノ)などがあります。
泡安定剤
立てた泡を長持ちさせるための成分。
安定化剤
化粧品にある物性を保ち続けるための成分。酸化防止剤はその一例。
エステル
酸とアルコールの反応でできる化合物の総称。脂肪酸とグリセリン(3価のアルコール)が有名。
グリセリン1分子に対し脂肪酸1分子が縮合したものはモノグリセリドと言い合成界面活性剤になり、
脂肪酸3分子の場合はトリグリセリドと言い脂肪酸(油脂)を意味し、
2分子の場合はジグリセリドと言い界面活性剤と油脂の中間の性質になる。化粧品界に特に多いのは、
脂肪酸(油剤)と脂肪族アルコール(油剤)のエステルで、やはり油剤です。
エモリエント剤
皮膚(角質層)を柔らかくする油剤。
皮膚柔軟剤とも言う。もともと油性の柔軟剤を言うのですが、中には親水生物質に近く油剤とは言えないものも
エモリエントと呼ぶ場合があります。
カチオン界面活性剤(cationic surfactant)
用途は、顔料分散剤・帯電防止剤・金属防錆剤・染色助剤・沈降促進剤・浮遊選鉱・殺菌消毒剤使われます。
別名:陽イオン界面活性剤、陽イオン表面活性剤、逆性石鹸ともいいます。
水に溶けたとき、親水基の部分が陽イオンに電離する界面活性剤です。
石けんと逆のイオンになっているため、「逆性石けん」と呼ばれることもあります。
一般に、マイナス(負)に帯電している固体表面に強く吸着し、柔軟性、帯電防止性、殺菌性などの性質があるため、
柔軟仕上げ剤やリンス剤、消毒剤として利用されています。
一般には耐アルカリ性の小さいものが多いが、耐酸性、耐硬水性が大きく、他のタイプの活性剤と同様に界面張力低下能、
乳化力、分散力、起泡力、浸透力などに優れ、また陽荷電を持っていることから陰荷電を持つ物質、
例えば金属表面、鉱石、顔料、染料、繊維、合成樹脂などに強く吸着して強力な吸着被膜を形成して、
これらの物質表面を親油性にする性質を有します。
[例]:アミン塩(アルキルアミン塩、アミド結合アミン塩、エステル結合アミン塩等)、第4級アンモニウム塩(アルキルアンモニウム塩、
アミド結合アンモニウム塩、エステル結合アンモニウム塩、エーテル結合アンモニウム塩等)、
ピリジニウム塩(アルキルピリジニウム塩、アミド結合ピリジニウム塩、エーテル結合ピリジニウム塩、
エステル結合ピリジニウム塩等)等がある。
*塩化ベンザルコニウム(benzalkonium chloride)、塩化ベンゼトニウム(benzethonium chloride)、
*脂肪族アミン塩(alkylamine salt)、*脂肪族4級アンモニウム塩(quaternary ammonium salt)等のことです。
改質剤
化粧品の物性を変えるためのものです。
界面活性剤(広義にて)
油と水の間に存在する界面張力を低下させ混濁する成分。
洗い流す洗浄剤、皮膚や角質層の脂質を洗い流し、角質タンパクを変性破壊し、古い皮ふを除去し、
美白剤などを浸透させるための浸透剤、水と空気の界面張力を低下させて泡を作る起泡剤、界面張力が違って
混ざりにくい成分を均一に分散させる分散剤、溶けにくい物質を透明に溶けるようにする可溶化剤、洗髪剤、
洗顔剤などに用います。
シャンプーなどには専門的にはアニオン剤 カチオン剤等の呼び方で製造過程から分類する方法もあります。
この用語を使う方は、シャンプーなどの油脂に詳しい方で処方に長けた方といえます。
加脂剤
皮膚の柔軟性を増すために加える脂質。加脂肪剤のことです。
可塑剤
マニキュアのエナメル等に柔軟性を与え、塗布後はテカテカに固まる。料とは、
漢字でプラスティックのことである。塑=固まるという意味です。
滑剤
皮膚上で製品の滑りをよくするための成分。滑沢剤のことベビーパウダーの滑剤は滑石(ケイ酸Mg)であります。
可溶化剤
水に溶かすと透明になる。界面活性剤の役割の一つ。シャンプー等でよく使います。
還元剤
製品から酸素を奪うか、また製品に自分の水素を与える成分。還元剤は酸化防止剤.
例えばビタミンCは還元剤だからチロシナーゼ(メラニン合成酸素、酸化酵素)から酸素を奪ってメラニン合成を防ぎます。
つまり美白剤だが、この効果は
医薬部外品でしか表現できない。化粧品登録では酸化防止剤と表現するしかないのです。
感触改良剤
油性のクリームに加えてベタベタしないようにする成分です。
顔料
素肌を隠す不透明な色剤。金属のサビや群青、瑠璃石のような鉱物質がある。白は二酸化チタンが多く使用されています。
紫外線散乱剤でもある。これら無機顔料は皮脂を吸う欠点があったが、現在では粒子の表面をシリコーンなどで
表面処理をしています。
起泡剤
泡立ちをよくする成分。非イオンまたは両性の合成界面活性剤であることが多い。
吸着剤
溶液中に濁りなどの溶解していない原料を吸着させるための成分。化粧水製造の際、炭酸マグネシウムに濁りを
吸着させ透明にする方法がある。
また多孔質粒子に香料を吸わせて香りを長持ちさせるなどの例もあります。
キレート剤
金属イオンによって製品の品質や性能が落ちないようにするために使われる。微生物が発生する細胞分裂抑止にもなっています。
園芸農薬にも幅広く応用され植物がかびないよう利用されます。
金属石けん
脂肪酸とカルシウム、亜鉛、アルミニウムなどの化合物は金属石けんと呼ばれます。洗浄性はないが、
化粧品に柔軟性を付与したり、乳化を安定化させたり、脂気を減らすことにも利用されます。
緊張剤
植物エキスの説明書などに見られる。皮膚を引き締める意味として使用されます。収れん剤の一部として分類されます。
経皮吸収促進剤
皮膚のバリアを弱めて、また壊して薬効成分の浸透を図る。合成界面活性剤や尿素などです。
結合剤
ワセリンやグリセリンなど、粒子同士を結合させるための成分。固形のファンデーションなどに配合されます。
血行促進剤
皮膚を刺激して皮膚近くの血行を促進する成分。皮膚や髪に栄養を届ける末梢血管が萎縮すると
皮膚や髪が老化しますが、この現象を防ぐ成分。育毛剤では重要なものです。
ゲル化剤
溶液をゼリー状にする成分。硬く固化する場合は凝固という。ミツロウ、カンテン、リン酸ジセチルA1などがあります。
懸濁剤
固形粉末などの沈殿を防ぐ成分。水白粉は好例。これらは乳化安定剤でもあります。
研磨剤
固体の粉末は研磨剤またはスクラブ剤になる。スクラブは洗顔用化粧品に配合し、角質層表面をこすって落とし、
新陳代謝を進めて美顔効果を得ようとします。
歯磨きには研磨剤として配合します。スクラブはゴシゴシこするのが意だが、
美顔のための刺激は心地良い程度でとどめるべき。強すぎると皮膚が萎縮して、出血する場合もあります。
抗アクネ剤
にきび・吹き出物及びにきび傷を縮小する効果をもつ成分です。硫黄など この用語は化粧品には使えない。医薬部外品用。
抗炎剤
アレルギーなどを抑える薬作用。消炎性、抗アレルギー性などと書くエキス類の説明もある。
エキスには薬効を表記できないので、抗炎剤、消炎剤などの用語を崩したものか。
植物にはタンパク凝固性の成分としてタンニンがある。これが抗炎剤に通じることが多い。
皮膚表層の補強と考えるとわかりやすい。
収れん性の強い植物エキスでも収れん剤という用語は化粧品には使えないので、
化粧品収れん剤(現在は可)などと称するようです。
抗菌剤
減菌、静菌、防腐などをまとめて抗菌といいます。原料は猛毒ですが希釈して化粧品に添加して使用します。
厳格に化粧品基準に定められています。
抗ケーキング剤
クリームなどが硬化することを防ぐ成分です。
口腔ケア剤
歯を磨くことや口臭を防ぐために用いられる成分。虫歯を防ぐ、口臭を防ぐ、歯石の沈着を防ぐなどは化粧品
医薬部外品に共通して表記を許されるが、歯槽膿漏の予防は医薬部外品にしか表記できません。
合成界面活性剤(狭義的)
一般に化学合成した界面活性剤を指す。ここではカリ石けんと違う。界面活性(洗浄力、乳化力)を失わずに、
皮膚に残留する界面活性剤を言う。石けんは界面活性剤が皮膚の酸分で破壊され安全化するが、
合成界面活性剤は界面活性剤が壊れず皮膚に残り、皮脂や角質層の脂分を洗い流す原因となる。
シャンプー後は、十分に水でそそぐしかない。

合成ポリマー
分子を多数重合して大きな分子にしたものをポリマー(高分子)と言う。
この場合、1分子をモノマーと言う。2量体とはモノマーを2個重合したもの、3量体とは3個重合したものを言う。
皮膚の環境や自然を汚染する。
水溶性ポリマーは通常の界面活性剤に対し、ポリマー系の合成界面活性剤であります。
酵素剤
酵素にはタンパクだけの酵素と、タンパクと補酵素(ビタミン、金属イオン、その他・CoQ10のキノン類等)からなる酵素がある。
酵素はタンパク部分があり、アレルギーの原因となるので美顔術やカミソリにあたった後は避けるべきです。
光沢剤・光沢賦与剤
光沢を出すための成分です。
香味料
味覚と香りの両方を持つ成分。香料より皮膚への刺激は少ないです。花の蒸留水でフローラルウォーターなど
香料
動物性香料は少なく、植物性香料は1500種の植物から採れるという。
エッセンシャルオイル(精油)は、これら植物の各香気成分の混合精油からある成分を取り出したものを単離香料と言い、
単離香料を組み合わせたものを調合香料と言います。
香料の成分は、花粉受精など種の保存のため蜂などの動物を誘引させる目的の香りのものや、
外敵を撃退または他種植物との防御に使う自衛毒もあります。
油脂や脂肪酸を使う化粧品の防腐剤としての役もある。
化粧品に自然の油剤を使うと吹き出物になりやすいので、防腐剤や香料はその防止になるのだが、
合成界面活性剤や水溶性ポリマーによって皮膚のバリアが衰えた乾燥肌が多くなったため、
香料や防腐剤などの刺激によってかぶれやすい人が増え、無添加、無香料が好まれるようになりましたが、好みの問題です。
コンディショニング剤
エモリエント性や保湿性を与えて皮膚の物理的状態を良くしたり、髪がまとわりつかぬようにフワリと仕上げる成分。
皮膚や髪の健康とはあまり関係なく、むし
ろ感触改良剤でしょう。
細胞賦活剤
細胞をイキイキと活性化する成分です。代謝促進剤ともいう。口腔摂取ではデータがあるものの、外皮のデータはなく、
根拠がはっきりしていません。
表皮細胞がイキイキと活性化したら表皮の新陳代謝が出来ない。皮膚は時間とともに死滅しなければならないのです。
死滅までの期間は短いほどイキイキお肌。
プラセンタ、動植物エキス、Co10などが有名になったが得するのは業界だけ。
殺菌剤・殺菌防腐剤
微生物を殺し(殺菌剤)、腐敗を防ぐ(防腐剤)薬品。抗菌、殺菌、防腐などにはそれぞれ別の意味があるが、
化粧品では簡略化することが多い。保存料は食品の防腐剤を言い、化粧品には使わない。
殺菌防腐剤という製品は製造できないが殺菌防腐剤を使っているという表示はできる。規定があり、
基準以下でなければ生産者は、その化粧品を出荷できません。
酸化剤
他の物質を酸化する効果を持つ成分。化粧品の効能外。毒性。過酸化水素という酸化剤で脱色できるが、
化粧品ではなく医薬部外品である。
酸化防止剤
製品の酸化を防ぐための成分。抗酸化剤とも言う。BHA、BHTのような薬品やビタミンCやEがある。
食品や化粧品は酸化や腐敗により異臭を生じます。
合成脂肪油は油気がないため人気があるが、酸化や腐敗しにくく、皮脂の成分とは異質。
クリームを皮脂に近似させれば酸化も腐敗もするのが当然で、酸化防止剤や防腐剤を要することになる。
酸化防止剤は酸素を奪いやすいので酸化防止剤そのものが酸化物になる、という逆説作用もあります。
サンスクリーン剤
紫外線吸収剤と紫外線散乱剤を合わせてサンスクリーン剤と言います。
紫外線吸収剤
紫外線を吸収して皮膚の照射量を減じる成分。
化学合成したものは防腐剤や酸化防止剤などと同じく有毒物である。
欧米では皮膚ガンの危険が切実で紫外線を防ぐための必要悪として高い濃度で使用している。
日本は欧米のマネをする必要がないのに、欧米並みに配合制限量を増加させた。天然物にはタンニンがあるが変色が激しい。
酸化セリウムは安全な鉱物質で透明性のある紫外線吸収剤だが、毒性の紫外線吸収剤と誤解されるのを防ぐために
散乱剤と呼ぶこともある(散乱性もある)。規定があり、基準以下でなければ生産者は、その化粧品を出荷できません。
紫外線散乱剤
紫外線を反射または乱反射して皮膚への照射量を減じる成分。
酸化チタン、酸化鉄、酸化亜鉛などがある。酸化セリウムを散乱剤に含めることもある。
色剤
ファンデーションを例にとると、化粧品に使われる色剤は3種類。@白粉のベースに使う不透明な顔料。数種の顔料を混ぜて大まかに素肌の色に近似させ、素肌を覆い隠す。A透明性のある色素を配合してきれいな色調を演出する。タール色素はこのように用いられる。B透明性が@とAの中間のものでレーキ類と言う。よりきれいになる。Aの色剤に金属を結合したものが多い。
刺激剤
皮膚に刺激を与えて皮膚の新陳代謝を促進し、皮膚の健康を図る成分。
皮膚刺激剤とも言う。メントール、カンフルなどの香料もその一つ。血行促進剤にも通じるところがある。
湿潤剤
皮膚に水分を与え保持させる成分。保湿剤と湿潤剤の2語があるのは水分量の違いか…
収れん剤
皮膚を引き締め、発汗や皮脂分泌を抑える目的などに使う。皮膚表面のタンパクを凝固して皮膚を補強する場合もある。
収れん剤という用語は化粧品では一般に、引き締めるアストリンゼント剤を表す。一部、制汗剤と重複。
消臭剤
不快な臭いを消したり減じたりする成分。香料、制汗剤など。
消泡剤
化粧品製造中に泡が生じないように用いる成分。乳化作業ではこのほかに脱泡作業があります。
除毛剤
化粧品の効能外。むだ毛を除去する薬剤。ワックスや粘着テープなどで物理的に抜く方法と、チオグリコール酸Caに代表されるような化学的に毛を分解する方法がある。医薬部外品。
シリコーン
今流行のケイ素系の合成ポリマー。シリコーン樹脂、シリコーンオイル、シリコーンゴムなどがある。撥水性の強い皮膜剤として有名。水に落ちないファンデーション、落ちない口紅などでも有名。サンスクリーン化粧品にも使われる。シリコンはケイ素原子、シリコーンがポリマーである。
親水性増粘剤
水っぽい製品の粘度を増加する成分。シャンプーやボディシャンプーの液体を増粘してポンプ式容器で使えるようにするなど
需要が大きい。化粧水も水っぽいと売れないのでポリマーで増粘したりする。水溶性合成ポリマーの水溶液は
ポリマーの濃度次第で化粧水、美容液、乳液、クリームなどになる。
浸透剤
美白剤、プラセンタ、育毛剤、水、CoQ10などを皮膚に浸透させるためにバリアを壊す薬品。
合成界面活性剤。しかしCoQ10は皮膚には浸透しない。経皮吸収促進剤ともいう。
新油性増粘剤
新油性製品の粘度を増すための成分。新油性の化粧品の粘度を高めて使いやすくしたり、
ポンプ式容器に適応させるなどの目的に使用します。
スリミング剤
皮下脂肪を減らして体型を引き締める成分。
洗浄性のある海藻などで体をもむと皮下脂肪が落ちた気がしないでもない。
遊び用語では意味はない。昔、やせる石けんを信じる人もいたらしい。
制汗剤
化粧品の効能外。皮膚を収れんして発汗量を抑える成分。アンティパースピラント、アンヒドロティックまたはアニドロティックという。
アルミ化合物はその代表。制汗剤という用語は化粧品には使えない。
制汗剤と混同されるデオドラントは正しくは消臭剤の意。汗の臭気を消すのだから制汗剤と共通性があり、
消費者にとってわかりにくい。
成形剤
柔らかい化粧品の粘度を上げて成形しやすくする成分。腑形剤ともいう。
石けん
脂肪酸のナトリウムまたはカリウム塩。陰イオン界面活性剤。石けんは酸で壊れる(だから安心)が、
陰イオン系の合成界面活性剤は酸でも壊れにくくしてある。
洗浄剤
皮膚の汚れは脂をともなうので界面活性剤を原料とする。通常、クレンジングとは合成界面活性剤を洗浄剤として用いる
洗顔化粧品をいう。
染毛剤
ヘアカラーに使われる色剤。毛髪着色剤ともいう。ヘアカラーリングの種類は、
@永久染毛剤、A半永久染毛剤、B一時染毛剤、C脱色剤・脱染剤の4種。@とCは医薬部外品、AとBは化粧品。ヘアカラーには全て(ヘナも例外ではない)毒性がある。
増量剤
粉末原料に添加、分散して増量し、取り扱いを容易にするためのもの。
たとえば保香させた多孔粒子を酸化亜鉛やタルクで増量して取り扱いやすくする。充填剤(じゅうてんざい)ともいう。
帯電防止剤
髪や衣類に静電気が溜まるのを、水気を保有できる原料で防止する。
髪の表面はマイナスに帯電しているので付着性がよく、
かつ殺菌性のある陽イオン界面活性剤を帯電防止剤として使っているリンスが多い。
多価アルコール
水酸基OHが2個以上ついているアルコール類。保湿剤に多い。
一般に炭素数に対してOH基が多いほど水に溶けやすい。成分名中「…−ル」はアルコールであることを表す。
炭化水素
炭素と水素が結合したもの。炭素数が多いとオイル状になる。炭素の少ないものは揮発性のガスから始まり、
炭素数が多くなるにつれて油状になる。鉱物油、鉱物脂、鉱物ロウ(例:セレシンロウ)。
鉱物油から合成したイソパラフィンは炭素の直鎖に枝がついていてスクワランに性状が似ている。
精製したものは無毒、無臭、無刺激で安全。これら鉱物系オイルの欠点は芳香族炭化水素や芳香族アミンなどの
毒性物質を不純物として含むこと。食品添加物、化粧品原料基準、日本薬局方を合格したものでも不純物が残留する。
水溶性物質に比べて油剤に対して皮膚のバリアはやや甘いので化粧品の成分としてはより高純度のものが求められる。
着色剤
着色するための顔料や色素のこと。自然系とタール系、また親油性と親水性がある。
後者の両方を併用するときは合成界面活性剤を要する。
中和剤
酸性またはアルカリ性の化粧品をアルカリ剤や酸剤で中和する成分。
爪コンディショニング剤
爪は硬くてもろいのでマニキュアで傷みやすい。これを物性的に補修するもの。
デオドラント剤
消臭剤。アンティブロミックともいう。消臭は化粧品に許される用語。これを利用して脇下のアポクリン腺から出る汗の異臭を消す。制汗(医薬部外品)を暗示する。制汗剤と消臭剤は皮膚を乾燥、凝固するなど薬品も似ている。
アポクリン腺の汗は異臭を生じやすいので、この発汗を抑制する制汗剤を防臭剤と同義に使うこともある。
天然ポリマー
多糖類、樹脂、植物ゴム、タンパクなど。合成ポリマーに対し、微生物などにより分解される。
非イオン(ノニオン)合成界面活性剤

水に溶けたとき、イオン化しない親水基を持っている界面活性剤で、水の硬度や電解質の影響を受けにくく、
他の全ての界面活性剤と併用できます。このように使いやすい性質をもっているため、
近年、非イオン系界面活性剤の使用量が非常に増えてきています。非イオン系界面活性剤はその構造により、
エステル型、エーテル型、エステル・エーテル型及びその他に分類されます。

乳化安定剤
油と水を混ぜて白く乳状にすることを乳化という。乳化剤としては乳化力が弱いが、乳化剤を多少補強できる成分。
定義はあいまいである。乳化助剤ともいう。
乳化剤
油と水を混ぜて白く乳状にすることを乳化という。油と水を乳化剤で混ぜると、油相と水相間で光が乱反射して白く見える。
乱反射とは、光の屈折率が違う物質が混ざると反射光の方向が乱れて白く見える現象。
2100年以上前から鹸化法で、近代は脂肪酸とアルカリ金属による反応法で乳化してきたが、1950年頃から
化学合成した界面活性剤を安定して乳液やクリームの乳化剤として用いるようになった。
粘度低下剤
製品を柔らかくして使いやすくする成分です。
パーマネント用還元剤
パーマによるウェーブは、還元剤で髪の組織を緩め、目的の髪型を固定し酸化剤で髪の組織を固める。医薬部外品。
パール化剤
真珠のような光沢を出すための成分。ファンデーション、口紅、乳液、シャンプーなどに真珠のような光沢を持たせたり、粘性の洗浄剤に真珠のような光を帯びさせる成分。雲母、ジステリアン酸PEG-12など。
ハイドロトロープ
合成界面活性剤の親水性を高める合成界面活性剤。皮膚のバリアを壊して水を皮膚に入れる欧米式の保湿化粧品
(美容液、化粧水、クリーム、乳液)に用いる。ハイドロトロープは屈水性(水を得ていきいきする現象)。
日本の化粧品説明書には出てこない(例外が一つある)。
肌荒れ防止剤
保湿性の皮膚膜(水溶性ポリマー)などを利用して、皮膚表面の肌荒れを目立たなくする成分。皮膜をつけているうちは「逆なで」がなくなるので、その間に荒れ肌を治すのが肝要。皮膜剤で「治った」と思ってはならない。感触改良剤でもあります。
撥水剤
水を弾く成分。ファンデーションや口紅が海水や汗で流れないようにするのに便利な成分。シリコーン系、フッ素系樹脂(フルオロ)などが多い。
非イオン界面活性剤
乳化剤・分散剤・精練剤・洗浄剤・湿潤剤・染色助剤として鉱油系添加物や可溶化剤に多く用いられる。刺激が少なく起泡剤もこの種が多い。別名:非イオン表面活性剤。水溶液中でイオンに解離することなく界面活性を示す界面活性剤をいいます。分子中に水酸基-OH、エーテル結合-O-、エステル基- COOR、酸アミド基-CONH2-等の親水性原子団とアルキル基やアルキルアリル基などの長鎖の親油性原子団とを有します。
ポリオキシエチレン高級脂肪族アルコール(polyxyethylene higheraliphatic alcohols)、ラウロマクロゴール(lauromacrogol)等。
美白剤
還元剤(漂白剤)。表皮に分布するメラニン顆粒を漂白したり、メラニン合成細胞メラノサイトでメラニン合成に関わるチロシナーゼ酵素(酸化酵素)の活性を抑える成分。ただし美白化粧品には、
@皮膚のバリアを壊さなければならい、バリアを壊せば美白剤だけではなく、その他の異物である成分も美白剤の数十倍以上が皮膚に入る。などの欠点も含むので、
どうしても使いたいときは1回使うたびに数日の回復日を皮膚に与えないと、皮膚障害になる恐れがあります。
化粧品として、医薬部外品としては、使える成分は少なく、医薬品として処方される。ハイドロキノンなど
皮膚コンディショニング剤
常識で言えば「乾燥や損傷を受けた皮膚をきれいにするもの」だが、界面活性剤や他の皮膚に好ましくない成分を指すことも多い。皮膚を本当に健康にするのではなく、見かけ上または感触上良くなったと思わせる成分である。陽イオン界面活性剤が髪をサラサラにするのでヘアコンディショニング剤というように、生理的というより物理的な改良剤である。欧米のスキンコンディショニング剤の和訳。
皮膚保護剤
欧米式化粧品では、合成界面活性剤の多い保湿化粧品で皮膚に水を浸透させ、
その水を逃さぬよう皮膚にフタをする役の脂や合成ポリマーをオクルーシヴ(occlusive=閉塞剤)というが、
これを皮膚保護剤と称することが多い。
閉塞剤と訳すと「何を閉塞(密封)するのか?」という消費者からの疑問が生じてしまう。
まれに本物の保護剤(protectingagent=脂質や合成ポリマーなど)を意味することもあるのでややこしい。
皮膜剤
皮膚、髪、爪の上で皮膜を形成する成分。合成ポリマー、天然セルロースなどがある。シリコーンは流行中で、その撥水性も合わせて水に落ちない口紅やファンデーション(の顔料の表面処理)にも多用される。マニキュアの皮膜剤の多くはニトロセルロースや合成樹脂で、落とすときは有機溶剤だから爪も溶けるし爪の脂質も奪う。随時多量の油分と少量の水分の補充が必要といえます。
表面修飾剤
粒子の表面を覆って粒子の物理的な性質を変えたり、溶媒に溶けやすくしたり、粒子の分散性を良くするなどの目的に用いる成分。表面改質剤、表面処理剤ともいいます。
風合剤
臭いや感触を改良する成分。まれに使われる用語。
付着剤
皮膚や髪に付着しやすくするための成分。ファンデーションには界面活性剤がよく使用される。皮膚に残りやすく落ちにくくする成分。
口紅に使用されるシリコーンも付着剤。陽イオン界面活性剤も皮膚や髪によく付着するのでリンスなどに用いられる。
不透明化剤
合成ポリマーの水溶液を乳液やクリームにする場合、普通の乳液やクリームに見せかけるために白い色剤を混ぜて白濁させる。このための成分。
合成ポリマーは化粧水や美容液の粘り気を出すために用いるが、このときは不透明化剤は用いない。
シリカ、水酸化Al、ヘクトライトのような鉱物土などが利用される。合成ポリマーの水溶液にはポリエチレンの粉末を混ぜて白濁させる方法もある。
スチレン、ビニルピロリドンコポリマーなどもポリマー系化粧品の不透明化剤である。みな欧米化化粧品の導入だ。
フレーキング防止剤
ゴムなどのポリマーを使った整髪料でセットした髪をクシでとかすと白い粉の出ることがある。この現象をフレーキングという。これを防止する成分です。
分散剤
液体に固体粒子をよく分散させるための成分。分散剤や可溶化剤としてよく利用されているのが合成界面活性剤です。
噴霧剤
ガスに液体または固体粒子を分散させて圧力容器に圧入し、使用時に圧力用ガスとともにその液体を噴出させるための成分です。
噴射剤ともいう。プロパン、イソブタンなどの炭化水素、DME(ジメチルエーテル)のような溶剤、
不活性の窒素ガスなどがある。不活性のものが安全です。
ヘアコンディショニング剤
コンディショニング剤の基本的概念は、髪をほつれないようにしたり、サラサラにしたりなど、
物理的な改良剤。髪を健康にする意味ではありません。陽イオン界面活性剤のほとんどがこれに該当します。
pH(ペーハー)緩衝剤
化粧品のpHが目的の数値からあまり狂わないようにするための原料。例えばクエン酸で製品のpHを確定するとき、
クエン酸の配合量の差などでpH値が狂う恐れがある。
そこにクエン酸ナトリウムを適量添加するとpH値が当初の値からあまり狂わなくなる。こういう目的で使用される成分です。
pH(ペーハー)調整剤
製品のpHを定めるのに使用する酸剤またはアルカリ剤。
変性剤
エタノール(エチルアルコール)を飲用に適さなくするために添加する成分。化粧品に使うエタノールには税がかけられていないが、飲用のエタノールには税がかけられる。
化粧品用のエタノールが飲用に用いられないように香料が添加される。この香料のことを変性剤という。
抱水剤
油剤ではあるが水を含むことができる成分。ラノリンやパルミチン酸デキストリンなど。抱水とは、もともと分子または結晶に水分子H2Oを抱えている状態をいう。実際にはラノリンに水を含ませるのは不可能。
法定色素
タール色素と呼ばれるもの.法定タール色素。有機合成化学の発達によりタール(石炭、石油中のタールや有機物を加熱して得られるタール)色素は1966(昭和41)年に厚生省が定めた「医薬品等に使用することができるタール色素」として記載の83品目と、そのレーキ顔料の使用が認められている。
毒性の程度によりT、U、V種に分類され、それぞれ使用範囲が制限されている。
○Tグループ(11品目) すべての医薬品、医薬部外品および化粧品に使用できるもの○Uグループ(47品目) 外用医薬品、医薬部外品および化粧品に使用できるもの○Vグループ(25品目) 粘膜以外に使用される外用医薬品、医薬部外品および化粧品に使用できるもの粘膜に使用する化粧品とは口紅とアイライナーが指定されている。これらの化粧品にはVグループのタール色素は使用できない。化粧品に使用できるタール色素は日本と台湾が83品目、韓国75品目、EU69品目、アメリカ34品目、メキシコ11品目である。アメリカが厳しいのはタール色素についてのみ。
保香剤
多孔質物質や粉末剤。香料を吸わせて、香料の揮発を遅らせて製品の使用寿命を延ばすための成分。
保湿剤
皮膚に保湿性を持たせたり、水分を含ませる成分。油剤も皮膚からの水分の蒸発を抑えるので明らかに保湿剤であるが、
ここでは混乱を防ぐため油剤はエモリエント剤(皮膚柔軟剤)として保湿剤扱いはしないこととする。
保湿剤より水分の多い保潤剤という用語もある。
保湿剤には、グリセリンのように皮膚外に溜まって水分を保持する安全なものと、
合成界面活性剤のように皮内に浸透してバリアを壊したり、水溶性の合成ポリマーや水溶性コラーゲンや加水分解シルクの
ように皮脂流失の一因となる好ましくないものがある。
いつまでも皮膚を水で潤すタイプの保湿剤は乾燥肌の原因。保湿はほどほどにすべき。化粧品に頼りすぎは、よくない
保水剤
製品の水分が蒸発してしまうのを防ぐ成分です。
保留剤
保香剤と同一ともいえるが、通常保留剤とは香料の一種で、香水に混ぜて香水の使用寿命を延ばすための成分です。
油剤
化粧品の油っぽい成分。油性原料。脂肪油(油脂)、ロウ、高級炭水化物、脂肪酸、高級アルコール、ステロールなど、油状または脂状の成分。水に溶けない、または溶けにくい成分を含む。
陽イオン界面活性剤
乳化剤や洗浄剤に使われるものもあるが、大部分は帯電防止剤、ヘアコンディショニング剤、殺菌剤に用いられます。
溶解剤
原料を溶かす成分。溶剤もその一つ。水もそうれあるが、化粧品では、一般的にマニュキュアの溶剤をさします。
溶剤
有機物を溶かすための成分。溶媒ともいう。水、油、アルコール、エーテル、ケトンなど溶かすべき対象により種類が多い。
化粧品ではエナメルを溶かすための溶剤が重要。
有機物を溶かす溶剤は皮膚という有機物も溶かすことが多いので注意すべき。
アセトンやトルエンのような強い溶剤は皮膚も溶かすのであまり使えない。アルコールも溶剤だが、タンパク収れん性(皮膚の補強という面もある)や皮膚刺激剤でもある。また安全なクリームは滑ってつけにくい。化粧水を早く乾かす利点もある。化粧水での濃度は十数%以下にとどめるべき。
養毛剤
昔、育毛剤を養毛剤と呼んだことがある。今日では育毛剤に用いる薬効成分を養毛剤と呼ぶことがある。
薬事の関係で、配合しても養毛とは謳えません。
両性イオン界面活性剤
水に溶けたとき、アルカリ性領域では陰イオン界面活性剤の性質を、酸性領域では陽イオン界面活性剤の性質を示す界面活性剤です。洗浄性や起泡性を高める補助剤として広く使用されています。
カチオン界面活性剤とアニオン界面活性剤、非イオン界面活性剤とカチオン(又はアニオン)界面活性剤の組み合わせのように、2種類の性質を同時に備えた界面活性剤のことです。一般には陽イオンとなる基と陰イオンになる基を同一分子中に持っているものをいいます。
陰イオンとなる部分としてカルボキシル基、スルホン酸基、硫酸エステル基、そして陽イオンとなる部分にアミノ基を持っているものが多く、*塩化アルキルポリアミノエチルグリシン(alkylpolyaminoethylglycine hydrochloride)、アミノカルボン酸塩(aminocarboxylate)、アルキルアミンオキシド(alkylamine oxide)、イミダゾリニウムベタイン(imidazolinium betaine)、カルボキシベタイン型(carboxy betaine)等がそうです。
殺菌洗浄・キレート効果があります。高いpHでは陰イオン界面活性剤、低いpHでは陽イオン界面活性剤の性質を示し、起泡剤や他の洗浄剤の補助に用いられます。
刺激は界面活性剤の中で一番少ないとなっています。
冷媒
噴霧剤に使うガスは噴射すると気化して周囲を冷却するので、冷却を目的とするときは冷媒と呼びます。
レーキ
透明性のある色素に、不透明な金属やタンニンを結合した不透明な顔料との中間の色剤。
通常、ファンデーションは不透明な顔料と透明性のタール色素でつくるが、中間のレーキを併用すると一層きれいに仕上がります。
歴史
クレオパトラのアイシャドウは、虫よけで有名です。
綺麗な青のラピスラズリ―の粉と草の粉末と蝋を混ぜたものを使っていたと推測されます。
日本の化粧品のいにしえは、水銀や鉛と米粉を混ぜて顔に縫っていました。
今のファンデーションです。貴族以上の人向けでした。中毒とかあったのかなと思いました。
近代は、灰汁から石ケンとなり、銭湯での公衆衛生に寄与し、続いてシャンプーやリンスが登場しました。
ファンデーションやマスカラ類は、おそらく外国から入って来たと思います。紅に関しては省略します。.
化粧品は、目的がありますから、必ず、品目によって構成されている成分とその用途は、
決まっています。
悲しいかな105円のものも10000円のものも主要構成基材は、
ほとんど同じと言っていいです。

石鹸素地は苛性ソーダと油から作りますが、その油をコーン、ヤシ油、パーム油(ヤシ油)、
オリーブ油等によって、製品価格に大きく影響します。個人的にはヤシ油が良いです。
値段の違いは、完成度が違います。

ここのトップのページは基剤のなんとやを掲載します。
続いて、各成分毎に記載しました。データベース方式でHPに載せますと、
近似物や他のものとのと関連が見えにくいので
あえてデータベース一覧方式にしました。
主要構成基剤は、薬事の関係で指定されています。
化粧品は、水物が多く、防腐剤を入れないと、腐ったりかびたりします。
防腐剤は医薬品とみなされます。全く禁止、及び量の規定があります。
ネガティブポジティブリストに掲載されています。
石油由来の物が多いのも事実です。ホルマリン系は全面禁止です。
生薬関係の物もここに記載されています。
用途によって、構成される原料は決まっていますので、生産時の化粧品の材料は、
単体原料は使わず、最初からいくつか配合されているものを使用して、
生産工程を簡素化するのが普通になっています。そういうご時世ですから
単品ではなかなか買えない場合が多だあります。
表示名ではなく商品名で言う場合もあります。
これらのことが分って初めて処方(比率や生産過程)が理解できるようになります。
処方は、油脂のように混ぜるには順番があるなどやってみないと体感できませんが、
化粧品に記載されている成分が何の基剤なのかわかればある程度、
理解を深めることができます。

品目ごとの処方や防腐剤は石油油脂化学で後に詳細に記載予定でいます。
成分名表は別です。名成分あくまでなんの材料かを記載しているだけです。
20.10.13化粧品基準成分を追記
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